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さぁ出発。

前回はチベットとの出会いを書いたので、今回から旅のお話しに入ります。

■チベット・成都篇■
チベットの旅へ行くと決めてからこつこつと準備した。
旅行人のガイドブックを日本から送ってもらったり、ネットでチベット関係のことを調べた。
ダライラマのこと、高山病のこと、文化、歴史のことなど、今まで知らなかったことがたくさんあった。
チベットへはパーミット(入境許可証)がないと入れないことも初め知ったし、そのパーミットを発行してくれるところがゴルムドと成都の2箇所しかないこともわかった。
はじめは青海省のゴルムドという街から陸路(バス)でチベット入りしようかと計画を立てたのだけれど、時間とお金を計算すると効率の悪いことがわかり、四川省の成都から空路でチベット入りするルートを選んだ。
そして、期末考試も終わり、夏休みに入った。

2002年6月30日(日)旅の始まり。

幸先は悪かった。
まず、成都までの寝台切符(硬臥)が手に入らなかった。
成都までは列車で24時間以上かかるので是非欲しいところだったが、中国の帰省ラッシュを甘く見たせいで買い逃し、仕方なく普通切符(硬坐)で乗ることになった。こうなってしまったら列車内で余った寝台切符を狙っていく作戦しかない。
さらに、出発当日、退房(部屋の片付け)も終わり、さぁようやく出発だというときに一緒にチベットへ行くメンバー(鄭州一家でお馴染みのじゅんじい)がパスポートを失くした。
しかし、当人は失くしていたことにも気づかずに出発ギリギリまでスポーツジムに行っていた。
もしあの時、親切な中国人が寮まで届けてくれなかったら彼はチベット行きを断念せざるを得なかったはずだ。
直前にそんなドタバタ劇もあったがなんとか切り抜け、夕方に鄭州を離れる。しかし、そこから待っていたのは寝台切符が手に入るまでの耐久レース。レースといってもただ椅子に座っているだけなんだがこれがなかなか堪える。しかも、夜越えはかなりきつい。音楽を聴き必死で耐える。結局は、寝台切符が手に入ったのだけれど、座席で12時間ぐらいは我慢した。

列車の中で日が変わり、7月1日(月曜日)。
ようやく成都に着いた。成都は湿気も多く暑かった。
成都へは以前一度だけ来たことがあったけれど、一度や二度じゃどこにいいホテルがあるのか解からなかったのでとりあえず、客引きの親父に着いていくことにする。相変わらず、訛りが酷い。
連れて行ってくれたホテルは親父の言うとおりまぁまぁ清潔で一人20元と激安だったのだが、条件は外国人であることをばれないようにする、なんていうなんだか危険な条件だった。
しかし、一人20元はかなりお得だったので、言葉さえ話さなければいいのならとここのホテルでファイナルアンサー。3人部屋で1人20元だった。あとで書くが、成都ではツアー探しなどで何泊するか解からなかったので安ければ安いほどよかった。そして、親父と入念に打ち合わせをし(笑)、フロントで誰だか知らない中国人の身分証明書を使って登記する。明らかに身分証明書の写真と顔が違うのにあっさり登記完了。あとは暫し休憩しつつ、これからの計画を練る。

ここでチベットへ行くためのちょっとした知識を。
当時、チベットへ入るには必ず中国公安局からのパーミット(入境許可証)がなければ入れないということに表向きはなっていた。しかも、個人向けには発行せず、必ず、どこかしらの旅行社で5人以上のツアーに入るべしという縛りもあった。そうすれば、パーミットは旅行社に向け発行されチベットへ行くことが出来る。当局も政治的に不安定な地域に誰がどういう目的で入ったのか把握できるということだろう。まぁ自分で取りに行かなくていい分、手続きもラクチンということになる。以上の理由から、個人でチベットへ旅行したい人はまずは旅行社を探しツアーを、面子が足りない人たちはメンバー探しをしなければいけないのだ。もし、面子が足りなければ行きたい人が出てくるまで待たなければいけないと言うことになる。
只今のメンバーは3人。少なくともあと2人は必要。どこで旅行社やメンバーを探せばいいのかは持ってきた旅行人のガイドブックと地球の歩き方に書いてあったので明日からなるべく安いツアーとメンバー探しをやろうということにし、飯を食べに街へ出た。ガイドブックには〝交通飯店〟がチベット入りを求めるバックパッカーが多く集まると書いてあった。とりあえず、明日は〝交通飯店〟に行ってみよう。

夜は四川名物麻婆豆腐を食べた。以前成都へ来たときにいった〝陳麻婆豆腐〟というお店が美味しかったのでそこへ直行。
四川人は辛い物好きの代名詞で有名で、中国の中では激辛地域に指定されている(笑)。とにかく、スパイシーな味付けが多い。
そこでまたパプニングが起こる(笑)。早くも旅の疲れが体に応えたのかメンバーの一人が食事中に突然吐いてしまう。「大丈夫か」とフォローしつつも自分は貰いゲロを我慢するのでやっとだった。言ってみれば満腹満足の状態でいきなりボディアッパーをくらった状態になった。まさにテロリストならぬゲロリスト出没。
その後、なんとか事態を収拾させ、ようやく長い長い一日(実質二日)が終わったのでした。
mabos.jpg

Comment

疲れた~(笑)
どーめん #- - URL
2005/06/02 (Thu) 16:37

ひゃー、読んでるだけで疲れてきました。
大変だったんですねえ。
いつか私が行くときのために参考にさせていただきます。
(いつのことだーっ!?!?)

No
素雪 #- - URL
2005/06/03 (Fri) 20:42

はじめまして、質問があります。君は中国人かどうか、迷います。

どうもです。
かむじゃが #- - URL
2005/06/04 (Sat) 16:58

>どーめんさん
自分がチベットへいった情報は古いので、あまりためにならないかもしれません。
あと、2006年だったかにラサ行きの列車が開通するのでそれ以降は中国人の入植もすすんで、今のチベットの雰囲気はもうなくなっているかもしれません。

>素雪
初めましてこんにちは。書き込みありがとうございます。
質問の答えですが、自分は中国人ではありません。
しかし、ネット上の情報など当てにならないという大前提をお忘れなきよう。

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