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スラム街。

昨日、久々にGくんの家に行ってきた。
引っ越したと聞いてから一度も行ってなかったので、飛行機のチケットを買いに行った帰りにじゅんじいと寄ってみた。

そこでビックリしたのが!!!
なんとGくん、スラム街に住んでいたのだ!!

「450元でいいところを見つけたよ。」と言っていたので期待して行ったのが間違いだった。
数々の伝説を残した彼だったが、今回だけは笑えないミスを犯している気がした。

夕食を終えて、彼の家に向かうときに、日本語を堂々と話して歩いていた。
しかし、そのとき思いがけないことに、鄭州の留学生で一、二を争うパワー系拳法家のGくんが「日本語しゃべんない方がいいよ」と警告をくれた。

「???」

そのときはっと気づいた。
よく周りを見てみると、スイカをむしゃぶる人たちが自分たちを物珍しそうに見ていた。
そこからは日本語を話すのをやめて、歩いた。
どんどん道が悪くなり、綺麗な道路から遠ざかっていく。
「それにしても、Gくんがビビルのは珍しいな。ここって危険地帯なのかな?」
さらに周りをよく見ると、失業者としか見て取れない多くの人たちが土がむき出しになった道路沿いに座ってトランプをやっていたり、スイカを食べていたり、寝ていたりしていた。
住宅地の反対側はすべて工事現場になっていて、工事現場に入る道路にはトラックが作った轍があり、そこに溜まった水がドブ川の臭いを発していた。
ゴミも散乱していて、腐ったにおいが鼻を刺した。
そんな環境でも青空ビリヤードを営む人や、自転車修理業を営む人が来ない客を待っていた。
中国なら何処にいっても見かけるタクシーですら一台もない。
歩道と道路の区別は無く、泥でぐちゃぐちゃになった所を避けながら、必死でGくんに着いていく。
まだ、わずかながら顔を出している太陽が道を照らしてくれているのでなんとか靴を汚さずに歩けた。
そして、ようやく着いた場所は解体途中で放棄された家の横にあるアパートだった。
アパートの入り口には、外とを区切る門がなかった。

部屋は確かに広くて、前の住んでいるところよりも条件はよかった。
まぁ7階にあるとはいえ、3LDKなのに、月450元だというのだから驚きだ。
とりあえず、3人で休み、Gくんが入れてくれた珈琲を飲み、雑談すること数時間。
夜中になり、じゅんじいと俺はオネムになってきたので、帰ろうかということに。

帰り道、驚いたことに上で書いた道に街灯が無かった。
真っ暗で、遠くに見える歩道の外灯と工事現場の明かりだけが頼りだった。
夜中なので静まりかえった外に、ダンプのエンジン音が響いているだけだった。
相変わらず、鼻を突く臭いが辺りを覆い、必然と早足になる早くここから抜け出したいという気持ちで、二人は歩く。
そんな状況下でも瓦礫の下には、布団をひいて寝ている人や、ビリヤード台を守ろうとその上で寝ている人が、暗闇の中からでもなんとなくわかった。
暫く歩くと、パトカーがランプを回転させながら巡回していた。
保安のお兄ちゃんが椅子に座って、何時来るともわからない何かを監視していた。

汚い道を歩きながら、しばらくして、じゅんじいは言った。
「ここは絶対、やばいっすよ。」
個人的には、映画にでも使えそうなセットのようなこの風景を楽しんでいたのだが、ビビリ屋じゅんじいは早くも何か危険を察知していた。
確かに、オモシロイ場所ではあるが、住むには適していないと思った。
周りにはこれといってお店屋さんもなく、買い物にも食事にも不便だ。
あるのはスイカ屋と自転車修理屋ぐらいだ。

こんな外灯がひとつも無い暗闇で、誰かに襲われでもしたら!!
絶対に、無事には帰れません。腕の一本でも落とす覚悟で闘わないと。
というより、あそこで人を殺しても殺されても絶対ばれない、完全犯罪できてしまう気がする。
そんなことを思いながら、二人で「絶対引っ越した方がいいよ」「ここはありえねー」とか言いながらなんとかタクシーが走っているところまで歩いたのでした。

その後は、無事に鄭大まで帰ってこれた。

帰ってきて、以前外に住んでいたことのあるTKに上の話しをしたら、やっぱりあの辺は鄭州でも危ない地域と指定されている場所だった。
窃盗や強盗、殺人などが頻繁に起こると言われている地域。
通りで、パトカーが巡回していたり、夜中に保安のお兄ちゃんが椅子に座っていたりして、いかにも何か起こるというような雰囲気だったもんな。
歩いているときに感じた恐怖は、昔ジャンプでやっていたアフタ~ヌ~ンを読んだときの恐怖に似ていた。<ふるい?
そして、Gくんの住んでいるアパートの家賃が3LDKで月450元というのは、どう考えたっておかしい(笑)とも言っていた。
住み心地はよかったが、7階で立地条件が悪いから安いのか。
それとも、以前、あの部屋で事件でも起こったから安いのか。

まぁそれはせっかく引っ越したGくんに悪いの言わないでおこう。
しかし、これだけははっきり言える、あそこは治安が悪すぎで、何が起こってもおかしくない。
Gくんはそんなスラム街に住んでいるのだ。

そういや、TKが言ってた。

「夏休みから帰ってきたら、荷物とか全部無いかもよ・・」

(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル (((

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