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連載、チベット旅行記、その参。

7月2日 火曜日 ツアーとメンバー探し

朝早くから、ガイドブックに載っていたバックパッカーが多く集まるという交通飯店へ行きツアーとツアーに必要なメンバーを探す。
交通飯店はこじんまりとしたホテルで雰囲気がよかった。ガイドブックどおり外国人がたくさんいた。
交通飯店の敷地内にはチベット行きのツアーを組んでいる旅行社が大小あわせて6件ぐらいあり、チベット行きのツアー募集していないところはなかった。
一軒一軒、ツアーの値段を聞いて周った。安いツアーを、と。
1500元ぐらいのが見つかるんじゃないかという安易な考えだった。
しかし、予想に反し、どの旅行社も3000元などと吹っ掛けて来た。
当初の予定よりも高すぎるので、チベット旅行自体に陰りが見えてきた。
「高すぎるよ。」「いけないんじゃないか。」

しかし、この日は運がよかった。

ツアー探しをしているときに、自分たちとは別にチベット行きのツアーを探しているらしき3人組がいた。
2人は男で、見た目はアジア系なのだが英語がぺらぺらのようだ。
もう一人は日本人かと思うぐらい垢抜けている綺麗な女性だった。
当然、お互いに同じ敷地内を行ったり来たりしているうちに意識するようになり、向こうも交渉がうまくいってないようにも見えたので、声をかけるか声をかけられるかはもはや時間の問題だった。
シャイな日本人からは声がかけられずにいると、うちのメンバーの女の子に向こうから話しかけてきた。
「チベットのツアーを探しているようだね。」たしかこんな感じだったはず。
見た目アジア系の男二人は、やはりそのままアジア系のアメリカ人だった。中国語も普通に上手だったので初めは留学生かと思ったけど、どうやら違うようだ。
まぁあまり語らずの二人だったので深くは突っ込まなかったが、中国旅行に来ているのは確かだ。
もう一人の綺麗な女性は、中国人でシーサンパンナ出身だった。この子は愛想がいい。
どういう経緯で出あったのかとか、いろいろ気になったけど、そういう深い話はその時の自分たちには必要がなかった。
彼らも自分たちもツアーに必要なメンバーが必要だったのでちょうど好いと、目的を果たすまでは行動を共にすることにした。
お互いに人数は確保したので、あとは安いツアーを探すだけだった。
彼らが持ってきた話と自分たちが聴いた話を照らし合わせ、より安く条件のいい旅行社を探す。
探すと言っても目の前にたくさんあるわけで、人数が多くなった分、強気の交渉に入るだけだ。
しかも一人は、中国人だから言葉に困ることもない。交渉は中国人女性に任せ、自分たちとアメリカ人2人は要求だけを伝える。
とにかく、「安く」することが目標だったので、アメリカ人たちは無茶な要求をどんどん言う。言ってみてダメならそれはそれなのだろう。
「ツアーガイドもいらない」「食事もいらない」「パーミット代もいらない」などなど。
自分たちの要求をすべて通すと、用は飛行機のチケット代だけにしろという極めて単純な要求になった(笑)
そうなのだ。中国当局が定めているツアーどおりにしてしまうと、ものすごく高いお金と相当の時間を必要とするのだ。
5人以上のツアーでなければダメ、飛行機のチケットは往復出なければいけない、旅行日程を決めなければいけない、パーミット代やパーミットが下りるまで時間が必要だとか。
(注意:2003年から人数制限がなくなったそうです。一人でもパーミット申請が出来るようです。)
(注意:現在、チベット行きのルートは、成都、ゴルムド、昆明からの3ルートらしいです。)

こんなんだからチベット行きを考えるときに闇ツアーという選択肢が頭をよぎるのだ。
闇の場合、中国人を装っていればいいだけなので、チベット行きの日本人や韓国人の間では有名。
ばれれば即、元居た場所に連れ戻されるだけらしい。罰金があるかもしれないとも。

個人的にはパーミットはあった方がいいだろうと思ったが、パーミットを当局に申請しそれが下りるまでの無駄な時間をアメリカ人2人は省きたいようだった。
旅行社の人と長時間話し合った結果、結局、パーミット代もガイドも3日間分のツアーも不必要と言うことになり、ほぼ飛行機のチケット代だけの料金になった。往復分ではあるが、帰りのチケットは破棄できる。お金は返ってこないが、これは旅行計画時からもう承知していたので諦めはついた。
3000元以上する料金が1700元(空港までの移動費含む)になり、しかも、明日すぐ出発できるということだったので6人はファイナルアンサーを出した。
パーミットが無い分、ばれれば成都に連れ戻されるというリスクは残った。ばれればオジャン。でも、やっぱり安さには勝てなかった。
その場で、料金の半分を支払い、残りは空港でということにし明日の朝、成都空港で集合ということにして6人は解散。

夜は、成都名物の〝小ロ乞〟(シャオチー)を食べた。
シャオチーは、美味しいというより、これでもかこれでもかと出てくるお皿の数が印象に残った。
味より語るべきは、その椀子蕎麦のようにどんどん出てくる皿。面白い。xiaochi.jpg


夜は出発の荷造りをし、早めに休む。

明日は、いよいよ神の地に降り立つ。

前振り長くてすいません・・m(__)m
tuno.jpg

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